緑内障の治療後について
緑内障の治療は生涯継続していく必要があり、治療後も経過観察を行っていきます。
点眼治療、レーザー治療、手術療法を受けたあとも1~2ヶ月に1回は、眼圧測定と視神経観察などを行い、年に2回~3回視野検査を実施して経過観察を行います。
一度手術を行ったとしても、眼圧上昇があれば、再度手術を行うこともあります。
経過観察のペースは、患者さんの症状、眼圧、視神経・視野の状態によって医師が判断します。
実施する検査
必要に応じて
日常生活について
規則正しい生活を意識する
- 眼に負担がかかるような使い方は避け、疲れたら休めるようにする
- バランスのよい食事を摂る
- 暴飲暴食や夜更かしをしない
- ストレスをためないようにしましょう
眼の症状で気になる事があればすぐに主治医に相談する
治療を開始してから、眼の症状や体の不調を感じたら、すぐにご相談ください。
薬の副作用や別の要因による眼圧の上昇等も考えられます。
- 点眼治療を開始してから夜中に咳が出る
- 階段を上ると以前より息切れがする
など
緑内障は、患者さんも症状や治療内容をしっかりと理解して、点眼薬等決められた量・回数を守り、継続的な治療を行っていくことで進行を防いでいきましょう。