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手術機器

当院では、手術を実施する際に低侵襲(傷口の小さい)手術を実施するために、最新の手術機器を導入しております。

白内障手術機器

当院では、白内障手術機器を3台導入しております。白内障手術の内容によって手術機器を使い分けております。

センチュリオン(Alcon)

白内障手術の切開創を最も小さく実施できる手術機器です。白内障手術を実施する患者さんに乱視がなく、手術後も乱視の影響を極力受けないように最も小さい切開創(1.8mm)で手術を行うことができます。

これまでより小さな傷から白内障手術を行うためにはたくさんの技術の進歩が必要です。
小さい傷から手術するからといって手術時間が大幅にのびてはあまり意味がありません。そのため、この機械では従来より高速に核を乳化させるシステムが採用されました。
次に、乳化した核を小さい傷から高速に吸い出す必要があります。核を吸い出したあとの眼は還流液に満たされます。従来はこの還流液の補充は重力による自然落下でしたが、補充が間に合わずに危ないことがありました。
そこで、この機械では還流液に高い圧力をかけて、より高速に眼内に補充します。その結果、高速の吸引を安全に施行することが可能になりました。
最後に、眼内レンズを折りたたんで眼内に挿入するのですが、これも小さな傷から挿入しないといけません。従来ではここまでは小さい傷でできていても、眼内レンズが小さな傷からは挿入することが困難であったために、せっかくの小切開創をレンズを入れるために広げる必要がありました。この機械では、機械の力をかりてレンズを挿入するシステムにより、従来では挿入困難であったより小さな傷からレンズを挿入することが可能になりました。

吸引圧設定:従来機器との比較

 

吸引時間短縮:従来機器との比較

極小切開でIOL挿入可能


シグネチャー(Abotto社)

白内障手術機器で、手術内容によってセンチュリオンと使い分けております。事前検査で角膜内皮細胞が少ない場合、シグネチャーを使用する方が角膜内皮細胞への侵襲が少なく手術が行えます。

白内障・硝子体手術機器

コンステレーション・ビジョンシステム

コンステレーション・ビジョンシステムは、最新の網膜硝子体手術装置です。従来の手術装置と比較して硝子体カットレートの倍速化・灌流圧供給システムによって高い安全性が追求され、手術を行う際にあける3箇所の穴も27G~25G(0.4mm~0.5mm)と極めて小さく、侵襲の少ない手術が可能です。白内障同時手術の際に使用します。

緑内障手術機器

トラベクトーム

トラベクトームは、緑内障手術(流出路再建術)を従来の手術よりも低侵襲(傷口が小さい)で手術を行うことができます。手術方法も通常とは異なり、結膜・強膜を切開せずに、角膜を1.7mm切開し、専用機器を使い内側から繊維柱帯を電気焼灼し、房水の流出率を改善します。
トラベクトームにはライセンスが必要となり、専門講習を受けた医師のみ使用が可能です。

術中ガイドシステム

VERION(ALCON)

VERIONは、白内障手術における乱視矯正や多焦点眼内レンズを挿入する際により正確な手術を実施するための機械です。具体的には、角膜屈折力と乱視の測定・デジタル画像撮影を行い、角膜の切開位置・水晶体の前嚢切開位置、眼内レンズの固定位置、などを事前に計画して手術を行うので、手術後の見え方に大きく影響を与えます。また、手術時には術前に撮影した眼球データを手術顕微鏡に取り込む事ができ、正確に乱視軸を決定できます。

VERIONの3つの機能

①【Image】
手術前に、角膜屈折力と軸の測定、眼の表面の特徴を把握します。高解像度のデジタル画像で患者さん固有の強膜血管、輪部や虹彩の特徴を撮影します。撮影は、正確性を期すために約1,000枚程度行われます。このように患者さん固有の眼の特徴をしっかりと把握することで、手術中の眼球の動きを分析でき、創口作成、前嚢切開、IOL固定時のGuideが可能となります。

測定項目としては、

  • ケラトメトリー
  • 角膜輪部の位置と径
  • 水平方向White-To-White
  • 瞳孔
  • 角膜反射
  • 視軸異常


②【Plan】

手術に使用する眼内レンズの度数計算やトーリック眼内レンズ・SIA・角膜弧状切開等による乱視矯正を手術前にプランニングする事ができます。
●眼内レンズ度数決定
●乱視矯正プランニング
手術後、乱視を最小限にするようにトーリックレンズIOLの円柱度数決定、最適な切開位置の調整、角膜弧状切開、SIAを考慮したプランニングを行う事ができます。

③【Guide】
事前に行った撮影データと手術のプランニングを手術顕微鏡に投影します。その結果、正確な角膜切開位置、前嚢切開位置、IOL中心固定位置、トーリックIOL軸を視野で確認しながら手術を実施するので、精度の高い手術が可能となります。

手術顕微鏡

OPMI Lumera T(ZEISS)

Lumera Tに搭載されている照明技術は、従来の機器より立体的にリアルな術野で手術を行う事ができます。また、電磁ロックシステムによって手術顕微鏡のポジショニングを容易に行う事が可能です。白内障手術では、VERIONの検査データを取り込み、手術中の術野に投影する事ができます。

【特徴】

広角眼底観察システム

Resight 500(ZEISS)

広角で眼底観察を行う事ができ、網膜の状態を鮮明な画像で得ることが可能です。

【特徴】

眼内内視鏡システム

FT203F(ファイバーテック)

内視鏡を使った手術を行う際に使用します。

涙道内視鏡

涙道手術を実施する際に使用する内視鏡です。

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交野院2024年4月1日開院

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