目の充血 原因と治療方法

目の充血 原因と治療方法

睡眠不足や目の酷使、あるいは前夜に大泣きして目が充血してしまう経験はどなたにも起こることですが、それ以外の原因で充血が起こる場合もあります。痛みや不快感が伴う場合には、眼疾患の可能性がありますので、眼科の受診が必要になります。ここではさまざまな原因で起こる目の充血について紹介しています。

目の充血の種類

目の充血は目の疲れによっても起こりますが、その際には目を休めることが重要です。白目の部分にある血管が拡張して起こり、結膜充血、強膜充血、毛様充血などに分けられます。
結膜は白目の表面をおおう眼球結膜とまぶたの裏側をおおう眼瞼結膜からなっています。充血は結膜炎などの炎症で起こることが多く、鮮やかな赤い色と、まぶたの裏側や眼球周辺部が特に赤くなる特徴を持っています。
強膜は眼球を包む膜ですから、まぶたの裏側にはなく、強膜が充血している場合は白目部分のみが紫がかった赤になります。毛様充血は、毛様体、虹彩、脈絡膜からなる「ぶどう膜」に起こるぶどう膜炎による充血です。

眼精疲労やVDT症候群、ドライアイ

充血の原因では、目の酷使がやはり多くなっています。眼精疲労、スマートフォンやパソコンの長時間使用によるVDT症候群ドライアイは目の酷使から起こる場合が多く、それにより充血も起こりやすくなります。また目が乾くとふだんは目の表面を保護している涙がなくなるわけですから、さまざまな刺激がダイレクトに粘膜へ伝わってしまい、充血しやすくなります。

コンタクトレンズ装用による目の充血

コンタクトレンズ装用は目に負担がかかるため、充血も起こりやすくなります。また手入れの不足や間違えたケア方法でコンタクトレンズに汚れが残り、感染を起こす場合があり、それによって充血が起こる可能性もあります。

ストレスによる目の充血

目のコントロールを行っている自律神経は、ストレスの影響で乱れる場合があり、それによって充血や痛み、目の疲れなどが起こります。ストレスが原因の場合、倦怠感や疲労感、肩こり、吐き気、イライラ、頭痛といった症状がいっしょに現れる場合もよくあります。

加齢やホルモンバランスの乱れによる目の充血

加齢により涙の分泌雨量が減って、目が乾くと充血も起こりやすくなります。また、更年期障害などでホルモンバランスが乱れると眼精疲労やドライアイになりやすく、充血も起こりやすくなります。

結膜炎による目の充血

アレルギー性結膜炎では、アレルゲンが眼の中に入ることでかゆみや充血を起こします。かゆみが気になって過度に洗ってしまうと目を保護する成分が流されてしまい、充血などの症状が悪化する場合がありますので、ご注意ください。
流行性角結膜炎は、結膜炎と角膜炎の症状が同時に現れる眼疾患で、ウイルスによって起こり、とても感染力が強いため、治療と共に二次感染対策も必要になってきます。「はやり目」と呼ばれることもあります。充血のほか、まぶたの腫れや目やにといった症状が現れます。

翼状片による目の充血

白目の組織の細胞が異常な増殖を起こす眼疾患です。進行すると黒目の方に伸びてして、視界の邪魔になる場合もあります。充血は初期症状として現れます。

瞼裂斑(けんれつはん)

白目が盛り上がって黄色く濁る眼疾患で、デコボコができますので涙が行きわたらなくなる部分ができ、ドライアイを起こすことがあります。炎症を起こした場合は、瞼裂斑炎となり、充血や異物感を強く感じるようになります。紫外線の影響で発症するとされています。

ぶどう膜炎による目の充血

ぶどう膜炎の中でも、虹彩や毛様体に起こるものは充血が起こりやすく、結膜炎とは違って目やには出ません。充血以外には痛みが起こる場合もあります。全身の皮膚や粘膜に炎症を起こすさまざまな病気によってぶどう膜炎が起こっている場合もあり、また原因不明で起こる場合もあります。緑内障白内障網膜剥離などのリスクも高くなります。

アイメイクやカラコンによる目の充血

まつげの際までマスカラを塗ったり、粘膜部分にインサイドライナーを引くと、汗や脂を分泌する腺をふさいでドライアイになり、目の充血が起こる場合があります。感染症などにもかかりやすくなるため、目ギリギリまでのメイクは避けましょう。また帰宅したらメイクは、優しく丁寧に落としてください。
また、眼科医推奨のものではないカラーコンタクトレンズは、粗悪品ありますので、それが目に大きな負担をかけて充血を起こすことがあります。

紫外線による目の充血

雪山やビーチなど、強い日光にさらされると、紫外線によって角膜表面が傷付き、紫外線角膜炎になります。夜になってから強い痛みと充血が現れますが、数日で症状がおさまってきます。なかなか良くならない場合には、眼科の受診をおすすめします。

目の充血の検査と治療

視力検査、角膜表面などを観察する細隙灯顕微鏡検査、眼圧検査、感染症の有無や特定、涙の量や質を調べる検査などから必要なものを行い、目の充血を起こしている原因をみつけて治療を行います。眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていなかった場合は、合うものに作り直すことをおすすめします。
アレルギーが原因である場合には、症状を緩和させる抗アレルギー点眼薬などを中心に、ステロイド剤を使用することもあります。
コンタクトレンズが原因に関わっている可能性がある場合には、装用を中止して眼鏡に変え、治療である程度改善してからレンズの種類などをしっかり選んで、清潔を保つ手入れ方法の指導を受けた上でコンタクトレンズの装用を再開します。
感染により起こっている場合には、原因により抗菌薬の点眼、眼軟膏や抗生物質、抗炎症の内服薬の併用などを行います。感染力が強い感染症の場合には、二次感染を防ぐ対策も必要になります。
ドライアイでは、人工涙液、涙に含まれる有効な成分の補給や分泌を促進する点眼薬、目の潤いを長く保つ点眼薬などを使用します。眼精疲労やVDT症候群でも同様の治療が基本になります。点眼で思わしい効果が得られない場合には、涙の排出口である涙点をふさぐ涙点プラグを使った治療も検討します。

目の充血の対処と予防

充血を解消する目薬が市販されていますが、効果は一時的でリバウンドすることが多いです。見た目が気になると思いますが、こうした目薬は頻用でず、まずは目を休ませて充血が解消するか確認しましょう。解消されない場合や、繰り返す時には眼科の受診をおすすめします。特に充血に痛みや異物感などがともなう場合は、眼疾患の可能性がありますので、早めに受診してください。

目の充血は、環境などを整えることで起こりにくくすることが可能です。充血が起こる原因では、目の酷使が多いので、目を疲れさせないように気を付けましょう。

目の健康を保つために

  • しっかり睡眠時間を確保する
  • スマートフォンやパソコン使用時は、こまめな休憩をとる
  • 遠くと近くを交互に見て、目の筋肉をストレッチ
  • できれば毎日浴槽につかり、血行を改善させる
  • 目が疲れたと感じたら、ホットタオルで温める
  • 炎症などで充血している場合には、冷たいタオルで冷やす
  • メイク落としは優しく丁寧に
  • まつげの生え際のメイクは避ける

乾燥防止

  • まばたきを増やす
  • 部屋を加湿する
  • エアコンなどの風が顔を直撃しないようにする
  • 乾燥防止の保湿眼鏡をかける

眼鏡やコンタクト

  • 視力が低下していないか、定期的に視力検査を受ける
  • 眼鏡やコンタクトレンズの度数が合わないものを使わない
  • コンタクトレンズは眼科医推奨のものを装用する
  • コンタクトレンズの手入れは医師の指示通りに行う

環境の改善

  • パソコンのモニターはやや見下ろす位置に置く
  • 画面に反射が起こって見えにくくならないようにする
  • 直射日光を浴びる場所では、UVカットのサングラスをかける

その他の目の症状について

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